練習シリーズ (スローイン編)

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今日は大一ファイターズの監督に質問形式で、チームの事や練習について、質問してみました。

Q   どんな練習をしてますか?

これ、よく聞かれる質問ですね。そんなこと、一言では言えないです。」(*^。^*)笑

「もし、練習の様子を知りたいならば、ぜひグランドへ脚を運んでください
お子様と一緒に見学や体験会参加してみるのもいいですね。」(監督 かわなみ)

「いきなりサッカーが上手くなる魔法なんてありません。
でも、近道はありますね。 スポーツは頭で考えると意外に難しくなってしまう事もあります。
そのためには、まず悪い癖をつけない事が大切です。 悪い癖がつく前に修正し、その上で、理解しやすいイメージを伝えます。
体幹を、とか、ボディーバランスと言っても、小学生低学年の年代は???です。

↓ これは、ほんの一コマです。
味方ボールをきちんと自分たちの攻撃につなぐためのトラップを鍛えるスローイン練習です。↓

「え? たいして上手くない?」

だって、まだ、サッカーを始めて、2,3年ですよ、この程度です。

でも、この子達が高学年になる頃には、びっくりするほど上手くなります。
そして、6歳ぐらいのあまり上手くない頃から、一緒に練習して伸びてきた仲間を信じて、パスをつなぎます。
そして、試合でゴールを決める!!  僕らコーチ達のもっとも嬉しい瞬間です。

 

Q   ヘディングが苦手です。どうすれば、怖がらずにできますか?

低学年には(医学的な意味でも)ヘディングは積極的にはさせません。
それでも、当チームに指導に来てくださったこともある、元日本代表DFの中沢佑二んは「ヘディングは技術。タイミングや感覚を養う練習をしないとうまくならない」と言っています。小学生では過度な反復を避けますが、空間認知能力の向上や受け身の習得などを正しく身につけてほしいですね。

きちんと「おでこ」に当てることは、危険回避の意味でも必要だからです。

初心者には「ほら、手を伸ばして鉄棒につかまって、頭をぐっと後ろにのけ反る。」
「ボールが飛んできたら、今だ!と握った手をひきつけ、透明の鉄棒に頭をぶつけちゃえ!」とかね。

もちろん、「あごを引く」「目をつむらない、最後までボールを見る。」「おでこなら痛くない。」そんな言葉も使います。

頭を出すのが怖い子には、「後ろにいる子にオナラをぶっ!と出すつもりで、尻を突き出せ!」とも言います。
お尻相撲の感じかな。子供達はゲラゲラと笑いながらも、お尻を突き出せば、逆「く」の字になって、きちんと頭を前に出せるようになります。笑

「あ、これか!」とイメージが湧かせる事が大切だと思います。

Q  サッカーをうまくなるための大切なことは?

他のチームの監督達とも指導でいろんな意見交換をします。
この時期は、「スキル=(練習を)やった量に比例」という式が成り立っていると思います。
上手く蹴ることが出来ない、トラップが上手くできないなど、さまざまな課題があっても、それに取り組まなければ上手くなろうはずがありません。
ある意味、練習量ですね。
また、自分自身で「上手くなりたい」というように思えるようになれるのか!?そこが重要です。

最近の子供達は、見ていても「上手くなりたい」とか、「失敗したこと(できなかったこと)が悔しい」と思うことが少ない気がしています。

大一ファイターズでは、経験豊富なコーチ6人が、その年齢(カテゴリー)に応じた、わかりやすい言葉で教えています。

その中で。やる気」にさせることが重要だと思います。


「どうしたらいい?」 いつも、いろんな質問をします。


子供は体格も違えば、理解力も異なります。 
それぞれの個性を見極めて、その子にあった課題を見つけて、練習メニューを日々課しています。

必ず、コーチと一緒に喜びを爆発させる、その日が来ることを信じてますから(^O^)